2017-03-07 第193回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
更に一層、安全、安心な貸切りバス運行の実現に努めます。 昨年四月に発覚した自動車の燃費不正事案等を踏まえ、不正行為の再発防止に万全を期すため、型式指定時における厳格な審査を実施するとともに、不正が起きた際の行政処分や罰則の強化を図る法案を提出しております。 相次ぐ高齢者による交通事故防止に向け、自動ブレーキ等の自動車の先進安全技術を活用します。
更に一層、安全、安心な貸切りバス運行の実現に努めます。 昨年四月に発覚した自動車の燃費不正事案等を踏まえ、不正行為の再発防止に万全を期すため、型式指定時における厳格な審査を実施するとともに、不正が起きた際の行政処分や罰則の強化を図る法案を提出しております。 相次ぐ高齢者による交通事故防止に向け、自動ブレーキ等の自動車の先進安全技術を活用します。
この監査が追い付かないという問題も、究極的に言えば、貸切りバス運行会社が多過ぎる、すなわち過当競争状態というところに行き着きます。繰り返しになりますけれども、ツアーバスなどの民間貸切りバス事業については、二〇〇〇年二月に施行の改正道路運送法による規制緩和が行われています。市場原理を通じた活性化を図る目的で、事業を免許制から認可制に、運賃も認可制から届出制になっています。
そして、貸切りバス運行会社は現在全国に約四千五百社もございます。急増したバス運行の安全を担保する監査体制の充実が急務ですけれども、現状は、監査官の人数も限られておりまして、一年に監査できるのはバス事業者の五分の一程度、抜き打ち監査を行った件数は事業者数の一割程度にとどまっているそうです。言わば、監査が全く追い付いていないというのが現状です。